地下鉄M2ポルタジェノバ駅周辺は音楽/ファッション/アート/デザイン/など芸術活動において国際的に知名度の高い地域です。この地域の邸さ宅、倉庫、ギャラリー、事業所の敷地で、ミラノ市内の中で話題性の高いミラノフォリサローネが開催されます。ミラノ市ポルタジェノバのトルトーナ(Zona Tortona)地区はミラノ市内でも最も活発にフォリサローネが開催されています。
会場はインターナショナルなプレゼンテーションエリアで、毎年、インテリアやプロダクト、ファッション、アートなどデザインを先駆けとなる企業と多様なクリエーターが参加しそれぞれの作品をアピールしています。
レクサス
2015年のテーマは「Senses」、つまり五感。
「視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を捉え直すことで、その可能性を最大限に引き出す五感体験を提供」するというのが、レクサスが説明してくれた、展示の核になるコンセプト。
TOKYO Design week
会場内には、日本のデザイナー、デザイン会社の作品が所狭しと展示されていた。
2階部分は、北斎漫画にインスパイアされたアート展「北斎漫画インスパイア展 in Milano by そごう西武」。
DAIKIN
「FUHA(フーハ)」を展示コンセプトに、昨年に引き続き出展。
音、重さ、質感によって空気の存在を表現する10種のインスタレーション。
トヨタ紡織
車内インテリアを手がけるトヨタ紡織。インテリアのカラーカタログを日本の座布団や巾着をモチーフに展示。実際の色や皮を使用。
プジョー
「フィールド・オブ・サウンド」と名づけられたインスタレーション。5,000本のプレキシグラス製の“草”が植えられ、ピアニストが奏でるプレイエルの調べに合わせて、微妙な動きで揺れた。会場外には、食とクルマを直接結びつける「フードトラック」を、出展した。
MINI
MINIは「アーバンパースペクティブス」と銘打ったユーモラスな未来の都市コンセプトとして展開。展示会場内は、こんな街だったらいいな”というかんじで、楽しさが溢れるMINIのインスタレーション。
ARMANI/CASA
アルマーニブランド設立40周年を迎えるのを記念して、実施。「アルマーニ ホテル」や「インテリアデザインプロジェクト」の模型、フロア&インテリアプランなどを公開していた。
GAGGIO
簡単に立ち上げられる1本足テント。最大10m角までの大きさを対応。内照式のライトが屋根に取り付けられており、色も変化していく。
FOSCARINI
イタリアにおけるデザイン照明を牽引してきた「Foscarini(フォスカリーニ)」“Tunnel of light” and “Ritratti”と題し、ミラー効果で延々とつづくトンネルをイメージさせた展示で訪れるゲストのための体験型エキシビションを展開。